あなたの妻は理性派?感情派?タイプで売却結果が異なる訳とは

2018年12月16日(日)

人間の思考パターンはいくつもあり、同じ出来事でも思考パターンによって異なる結果が導き出されます。小さな選択はもちろん、大きな選択にも影響を及ぼし、時には周りの人も巻き込んだトラブルとなってしまうことも。離婚時に痛感したという方も多いことでしょう。すっぱり別れられればいいのですが、不動産が絡んでくると本当に厄介。ここでは、理性派と感情派の思考パターンで結果が異なる例についてみていきたいと思います。

エピローグ

妻との暮らしは当初楽しいものでした、と語るSさん。子供も生まれ順風満々でしたが、安らぎを求め出来心で浮気をしてしまったことが破局の決定的な原因となりました。12年前にSさん1人で住宅ローンを背負い、単独名義で取得した住宅は養育費代わりに妻子が住み続け、住宅ローンはこれまで通りに払い続けることで合意。住宅ローンは月10万とボーナス時に20万、さらに養育費3万を数年支払っていましたが、Sさんが体調を崩し働くことができなくなったことで事態は一変し、支払い不能となってしまったのです。現在、任意売却を行えば元妻らに300万円ほどの現金を渡すことができるのですが、同じ状況であっても妻のタイプによってこの結末は変わってきます。

感情派の妻が選んだ決断

内覧も退去もすべて拒否。その訳は「そんな金より、あんたが困るほうがよっぽど嬉しい!借金増額おめでとう、ブラックリストに載ればいい」というものでした。元妻も裕福な暮らしではないため、離婚時にお世話になった弁護士に仲介を依頼し、現実をみるよう説得しましたが、ついに時間切れとなり競売まで追い込まれてしまいました。競売は任意売却の7割ほどの価格しかつかず、申立費用もかかります。結果、延滞代を含め700万円の借金を背負うこととなりました。彼女はこんな結果で本当に満足だったのか、気持ちは未だ知ることができません。

理性派の妻が選んだ決断

当初は住み慣れた家を離れるのが嫌だといっており、話し合いも怒鳴り合いとなるだけで一向に進展はありませんでした。そもそも破局の原因は浮気であり、元妻の言い分も分からなくはなく、恨まれても仕方のない状況です。そこで直接の話し合いは諦め、第三者に相談したところ、メリット・デメリットなど状況説明を引き受けてくれることとなりました。

デメリット
・強制退去になれば1円も支払われることない
・引越し代もでない
・Sさんに借金ができるため、養育費の支払いも難しくなる
メリット
・任意売却に協力すれば300万円の現金が手に入る
・Sさんに借金が残らないため養育費の継続も期待が持てる
という内容を聞いて、元妻はSさんには「恨みしかないが、子供の教育にもお金がかかるので協力する」と受け入れてくれたのです。結果、Sさんはローンをスッキリと整理することができ、細々とではありますが、養育費を振り込む余裕が生まれました。

競売と任意売却の差は大きい

どちらも住宅ローンが払えなくなった際の整理法ではありますが、結果は大きく異なります。まず知っておくべきは、競売と任意売却の違いでしょう。

売却価格

任意売却は市場価格に近い価格である一方、競売は7割前後

持ち出し金

任意売却は売却に掛かる費用は無料であり引越費用などをもらえる場合がある。一方の競売は競売申立費用が数十万から100万円必要になる

プライバシー

任意売却の場合守られるが、競売は開示され誰もが閲覧できる

引越し日

任意売却は調整ができるが、競売は自由に選ぶことができない
費用的な負担が大きくなるのはもちろん、情報が開示されることでプライバシーも侵害されるのが大きなデメリットです。もし、手放さなければならない事情ができても、正しい判断ができるよう、内容を熟知しておくことをおすすめします。

タイプの違いが招く結果の違い

700万円の借金を背負うのか、スッキリとさせ養育費も払う余裕ができるのか、はじまりは同じでもタイプによって招く結果は大きく異なります。あなたのご家庭はどちらの結果となるのか、リアルに想像した方も多いことでしょう。離婚時は男女問わず感情的になってしまいがちですが、相手を貶めるために自分まで不利益を被らないよう理性的に判断することが大切です。といっても、直面してしまえばなかなか模範的な対応は難しいかもしれません。住宅購入時にもしもの対応を話し合い、公正証書など書面にしておくのも賢明です。

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